映画「風立ちぬ」とゼロ戦
先月「風立ちぬ」試写会当選しましたが娘の定期テスト前で諦め、
司会者が始まる前に言われて、直ぐに忘れる私が印象に残った言葉です。
効果音 → 人
堀越二郎役の声優→宮崎駿監督から是非にと言われた
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの総監督庵野秀明さん
私はヱヴァンゲリヲンを見たことがなく、
総監督の庵野氏も知らなかったので、
そんなこともすっかりと忘れ、映画にのめり込んでました。
一般に居られる淡々と仕事をこなす普通の技術者の声そのものだと思いました。
全てが自然で、自然すぎて大正から昭和の日本を生き抜いた若者の日常が
とても感動的で、アチコチで不覚にもほろっとしてました。
不景気と貧乏、病気、大震災、そして戦争への突入、そんな時代背景です。
この映画は実在の人物、堀越二郎の半生です。
諦めなければ夢はかなう。
そんな飛行機への美しい夢が、偶然生きていた時代で、
ゼロ戦の設計者となったのです。
感動いっぱい、涙いっぱい、大人のジブリでしょうか。
今日、仕事帰りに本屋さんに行ったら、沢山の種類のゼロ戦の本が山積されていました。
この夏はゼロ戦ブームになるのでしょうか。
学校で習わなかった、昭和史がここにもありました。
7/20公開です。
あらすじ)
ゼロ戦の設計者・堀越二郎と文学者・堀辰雄、
同時代に生きた実在の2人の人物を融合させた青年技師“二郎”が
ゼロ戦を作り上げるまでのストーリーを縦糸に、
美しい薄幸の少女・菜穂子との出会いと別れのラブストーリーを横糸に絡め、
約30年にわたる半生を描いた物語です。