一本松と12.5mの防潮堤~陸前高田市
先月末に生協のボランティアバスでお邪魔しました陸前高田市。
行政と被災者の温度差も激しくあると感じました。
「行政!どこ向いてお金使ってるねん!」
レプリカの一本松に1億5000万円、
50年しかもたない12.5メートルの防潮堤に245億円。
そんなに高い防潮堤なら津波が来たかどうかもわかりません。
今回の津波は高いところでは18mにも達しています。
語り部の釘子さんも住民も5.5mの高さでよいといわれてます。
しかし国の意見は違います。
仮設住宅にはまだまだ沢山の方達がおられます。
陸前高田の仮設住宅に居られたお年寄りのお話では、
1人暮らしは4畳半だそうです。
冬はコタツを置いたらもうそれでいっぱいだそうです。
ストレス溜まります。
これだけのお金があれば、
もう少し被災者の心も安らげるようなことも出来ると思います。
自然災害の多い今の日本列島、
誰が同じ状況になってもおかしくないと思います。